外断熱の家「Kurumu(クルム)」の工法をご紹介

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外断熱と内断熱での断熱材の違いと湿気の影響

断熱材と湿気

戸建て住宅の老朽化には、様々なものが原因として挙げられますが、その原因のひとつに“湿気”の影響があります。
その中でも特に目に見えない部分、壁の内部や床下などの湿気が、住宅の寿命に大きく関わってきます。

その目に見えない壁の中などでも大きな面積を占めているのが“断熱材”であり、
そこで断熱材が受ける湿気からの影響と、湿気への対策が重要となりますが、
外断熱で使用する断熱材と、内断熱で使用する断熱材とでは、その部分に対して全く異なった性質を持っています。

内断熱に使用する断熱材

内断熱で使用する断熱材は、ガラス繊維を束ねてひとつの袋に詰めたようなもので、
この断熱材を、家の内側から柱と柱の間を埋めていくように施工していきます。

内断熱工法概念図

内断熱に使用される断熱材は、一般的に
ガラス繊維を用いた“無機繊維系”素材でできており、
「断熱性はあるが、湿気を通しやすい」
という性質を持っています。

すき間ができやすく、気密性を保ちにくい。

内断熱工法の問題点

  1. 断熱材自身が湿気を通す
  2. 施工上の都合や、コンセントやエアコンの配線などでどうしてもすき間ができ、そこを湿気が通り抜ける

外断熱に使用する断熱材

外断熱では、プラスチック系の板状断熱材を使用し、
この断熱材を家の外側からすき間なく張り合わせていくように施工していきます。

外断熱工法概念図

当社が外断熱に使用する断熱材は、
プラスチック系の硬質な素材で
「高い断熱性と共に、湿気の進入も防ぐ」
というのが大きな特徴です。

連続性を保って施工しやすく、気密性を確保しやすい。

※断熱材によっては、気密テープの施工方法が異なります。詳しくは係員にお問合せ下さい。

外断熱工法の特徴

板状の断熱材なので、断熱材同士の張り合わせ部分にも“気密テープ”を貼ることができ、気密性を高めることができます。

各断熱材の水に対する特性

プラスチック系断熱材と無機繊維系断熱材の浮沈実験

外断熱工法に用いるプラスチック系断熱材は水に浮きますが、
内断熱工法の無機繊維系断熱材は水に沈みます。
“無機繊維系断熱材”自体に、吸水性はありませんが
水分を含むと外に逃がしにくい“保水性”があります。

結露について

ビールジョッキに付く結露

断熱材が湿気を通しやすいと何が問題なのか?ひとつに“壁内結露”の発生が挙げられます。

“結露”とは、水蒸気を含んだ暖かい空気が急激に冷やされたときに水滴となる現象で、
身近なところでは、ビールなどのよく冷えた飲み物をグラス注いだ際、
グラスの外側に水滴が発生するのが結露です。

また、家で見られる結露といえば、冬の日の朝の窓ではないでしょうか?
朝起きると、窓ガラスがぐっしょりになっている。これも結露です。

窓の結露は拭けば済むのでまだいいのですが、問題は壁の内側でこの結露が発生していた場合です。
水滴を拭き取ることのできない壁内では、通気性が非常に重要になります。

無機繊維系断熱材+結露=壁内結露

湿気を通しやすく、保水性のある断熱材を使用する“内断熱工法”では、“壁内結露”はとても避けがたい問題となります。
それでも、結露してできた水滴がしっかりと蒸発するような、壁内の通気性を充分に考慮した施工をすれば特に問題はありません。

しかし、この部分を考えていなければ、家の寿命を縮めてしまう様々な現象を引き起こします。

内断熱工法における断熱材と湿気の関係図

湿気は断熱材やすき間を通り抜け
温度差があれば“結露”が発生。

“結露”が蒸発しなければ
“カビ”が発生。

カビを食べる“ダニ”が発生。

結露の重さで“濡れた布団”
ように断熱材がずり落ち、
湿気がさらに通りやすくなり
さらに結露が発生。
この流れを繰り返しながら
水分を含んだ断熱材が
土台にも負担をかけていきます。

内断熱工法では、しっかりした施工が行われなかった場合に
ゆっくりと何年もの時間をかけて、家を“老朽化”させていきます。

壁内で結露に対する通気性が確保できていないと…

  1. が溜まってくる
  2. カビが発生し始める
  3. カビが好物のダニが発生する
  4. さらに、通気性が悪いので水はどんどん溜まり、断熱材は濡れた布団のように重く、ずり下がってくる
  5. ずり下がってきた断熱材は土台にも腐食を与えていく

このようにゆっくりと何年もかけて、家の寿命を脅かす原因になります。

そして、しっかりとした“壁内結露”対策を施していないと…

壁内結露対策を怠った場合

内断熱と外断熱の一年間の壁内変化比較

当社で約一年間、内断熱と外断熱それぞれの壁内の湿度と温度を調査しました。

外断熱・内断熱の壁内断面概念図

室内温度には違いが少ない

壁内湿度が80%を超え
結露が発生

壁内湿度が変化している

壁内湿度が最大65%程度
結露の発生を抑制

:2006年10月31日の測定値 シミュレート期間:2006年1月1日~2006年12月17日 使用ソフト:WUFIpro Ver.4.1 測定場所:大阪府大阪市

室内側の温度は内断熱、外断熱とも大きな差はなく、【20~30℃】のあたりで推移しています。湿度も同様に、室内側はおよそ【35~60%】くらいです。
つまり、内断熱も外断熱も、室内での体感としてはそんなに違いがありません。それよりも問題は壁内の湿気です。

内断熱の壁内湿度が、一般に結露が発生しやすくなるとされる80%を超えており、断熱材内部で結露が起こっていると考えられます。
一方、外断熱の壁内湿度は低く、結露そのものが発生しにくい状態になっているのが確認できます。

“断熱材と湿気”まとめ

日本の家の平均寿命は26年といわれています。(「国土交通省建設白書」平成8年版より)
アメリカは44年、イギリスは75年ともいわれます。
日本の家の寿命のが短くなるはなぜか?
原因のひとつにまず、高温多湿で四季がある日本独特の気候が考えられます。
そして何より、その気候が“結露”を発生させやすいというところにも原因があると考えられるのです。

ココがポイント!

内断熱の“無機繊維系”の断熱材は、壁内結露対策が必要

外断熱の“プラスチック系”断熱材は、壁内結露そのものを抑制

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